私の周りの環境で最近になってマクロ付きExcelファイルが
エラーが出て開かないという現象が発生。
色々と調べていて解決方法が分かったのでご紹介。
ご参考になればと思います。
現象
Excel2010、Excel2016の環境で発生。
Windows7、Windows10でも同様の現象。
・VBAファイルを開くと下記メッセージ
システムエラーです:&H80004005エラーを特定できません
が表示される現象。
・Excelファイルを開くと中身が何もなく真っ白な状態。
・<ファイル名>の一部の内容に問題が見つかりました。
可能な限り内容を回復しますか?ブックの発行元が信頼できる
場合は[はい]をクリックしてください。
などのメッセージが表示される。
原因
4月15日(16日)のOfficeUpdateによる更新が原因の様です。
Excel2016のバージョンは16.0.12624.20422で発生します。
Excel2016での解決方法
まずはExcelのバージョンが
16.0.12624.20422で間違いないかを確認します。
バージョンに問題がない場合はコマンドプロンプトにて
Excelのバージョンを戻すコマンドを入力します。
管理者権限でコマンドプロンプトを実行します。
cd %programfiles%\Common Files\Microsoft Shared\ClickToRun
まずは上記コマンドで必要なフォルダまで移動します。
officec2rclient.exe /update user updatetoversion=16.0.12624.20382
次に上記コマンドでエクセルを前のバージョンに戻すコマンドを
入力します。
自動的にダウンロードが始まり
しばらく待ちます。
完了のメッセージが出ればロールバック成功です。
これで開かなかったエクセルファイルが開くかを確認します。
なおExcel2010はロールバックが出来ないので
コントロールパネルの「プログラムと機能」から
アンインストールが必要となるようです。
Excel2010の場合、「KB4484285」を探して
アンインストールする事で改善するようですが、
私の方ではまだ未検証ですので、こちらは
ご参考までに試してみてください。
以上 ちょっと難しい作業になるかも知れませんが
解決のご参考になればと思います。
コメント
コメント一覧 (1件)
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