妖怪の絵画資料4300点余りをWeb上で公開、
データベース化した資料が見れるWebサービス。
姿や形、しぐさなどで妖怪を検索、
絵画をじっくりと見る事ができます。
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レビュー
トップページより検索ページを開くと特徴や名前で検索が可能です。
すがた、しぐさ、かたち、もちもの、いろ、など特徴で検索ができます。
上のタブ「名前から探す」では、妖怪の名称が一覧で見る事ができます。
様々な特徴から探している妖怪を検索できます。
この並んでいる文字を見ているだけでちょっと怖くなってきますね。笑
しぐさで、踊る、戦う、逃げる、吐くなど面白そうな項目もありました。
すがた「鬼」で検索してみました。
日本昔話で見るような鬼、初めて見る鬼、サルみたいなよく分からない鬼など
色んな鬼がいてるようです。
語り継がれた伝承、絵画化された絵巻などの貴重な絵画が並びます。
絵画は大きくしっかりと見る事ができて
解像度も高く細かく絵画をじっくりと鑑賞できます。
一つ一つに詳細情報が掲載されています。
時間的、空間的範囲に「地獄」と記載されていて少しびっくりしました。
すがた「女」で検索してみました。
雪女、ろくろ首、山姥など有名な妖怪も出てきました。
昔みたテレビで柳の木の下の女の絵巻みたいな怪奇特番を思い出しました。
ちょっとゾッとしたのは「笑女」。
絵画からでも怖さが伝わってきます。不気味さもあります。
陰陽師の世界という感じでしょうか。
安倍晴明が対峙する妖怪はこんな妖怪だったかも知れません。
おやしろめという妖怪のようです。
ゲゲゲの鬼太郎を思い出すようなテイストな絵画で、
細部の毛などもしっかり描かれています。
これだけの妖怪の資料や絵画が残っていて
もしかしたら本当に存在したかも知れない妖怪もいてるかも知れませんね。
このデータベースは、研究やその他の活用のために公開されたとの事で、
このブログで紹介の旨、画像の仕様の許諾で連絡させて頂いた所、快く了解を頂きました。
日本文化の歴史、伝統、古来からの伝承が見れる素晴らしいWebサービスです。
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